日帰り手術
日帰り手術
流産の診断が確定した際に行う手術です。胎児がお腹の中で亡くなり子宮内に留まったままの状態や、流産の内容物の一部が排出されずに子宮内に残ったままの状態が続くと、重篤な子宮内感染や貧血につながり、母体に悪い影響を及ぼすため、慎重な対応が必要になります。手術法は世界保健機関(WHO)によって広く推奨されており、最も安全な方法と言われている「手動真空吸引法(MVA)」によって行います。
以下のいずれかに該当する場合は子宮内容除去術(流産手術)が行われます。
当院では母体保護法に基づき、諸事情で妊娠を継続できなくなった患者様に対してプライバシーに配慮し身体に寄り添った医療・ケアを行っております。
尚、当院では妊娠11週6日までは手動式の吸引用子宮カテーテル「MVAシステム」を使用いたしております。「MVAシステム」の利点は子宮内膜を傷つけにくく子宮へのダメージが少ないことです。
当院では、大多数の方が痛みのない局所麻酔での処置となり、来院より帰宅まで1~2時間程度と短時間の在院時間での処置が可能です。全身麻酔を使用した場合は麻酔が十分に覚めた後の帰宅となります。
妊娠週数・経産回数によって、処置時間や方法・費用が異なりますので処置日や御希望等はご来院のうえご相談ください。最短で初診翌日での処置も可能です。
~9週6日 | 約100,000円 |
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10週6日 | 約120,000円 |
11週6日 | 約150,000円 |