医療機関で、医療従事者しか取り扱いができない高出力の医療脱毛器を使用することを「医療脱毛」と言います。
医療脱毛は、毛根のメラニン色素にレーザー光線を吸収させ、その際に発生する熱によって周囲の組織にダメージを与えることによって脱毛効果を発揮します。発毛組織を破壊することができるので、根本的に毛を無くすことができます。
施術回数は毛周期の兼ね合いで1回で終わらず、治療部位によっては5〜10回程度は照射が必要です。医療機関にて医療従事者による施術ですので万が一、肌トラブルが起きた場合も迅速な対応をします。

毛周期について

毛には成長期、退行期、休止期というサイクルを繰り替えします。脱毛効果があるのは成長期の毛のみで、退行期、休止期の毛には脱毛効果が低いです。そのため、毛周期の「成長期」に合わせて1か月に1回の間隔で施術する必要があります。
一度の施術では効果の実感があまり感じられないため、複数回に分けて施術いたします。

エステ脱毛との違い

毛根を破壊する行為は医療行為です。エステ脱毛では、照射エネルギーが弱く、一時的に毛が生えてもまた生えてきます。また医療機関ではないため、痛みが強い場合に麻酔を使うこともできません。
医療機関で使用する脱毛治療は脱毛効果が高いため、短期間での脱毛が完了し、施術回数も少なくすみます。

当院では「Stellar M22 IPLモデル」という治療機器を用いて脱毛を行います。
IPL（インテンス・パルス・ライト）の器械を使い、光を照射して、そのエネルギーで毛根のメラニンを刺激し、脱毛を促します。光脱毛はレーザー脱毛よりも出力が弱いため、レーザー脱毛よりも肌へのダメージが少なく、痛みも軽度であるため、安全性も高いという特徴があります。
IPL脱毛は、照射された光エネルギーが毛根部分に吸収され、蓄積された熱によって毛根を破壊します。ステラM22を使ったIPL脱毛は、エステの光脱毛よりも高出力で照射可能であり、レーザー脱毛とほぼ同等の脱毛効果があると考えられています。照射された光エネルギーが毛根部分に吸収されて熱エネルギーを生成し、毛根を破壊します。肌質や毛質に合わせた調整が可能で、痛みややけどのリスクを抑えることが出来ます。
また、レーザー脱毛に比べ照射範囲が広いため、治療は短時間で済みます。ワキ、ビキニライン、脚、腕、顔など、ほぼ全身の処理が可能で、なおかつこれまで難しかった産毛や軟毛の脱毛も出来ます。ジェルを塗りその上からお肌に優しい光を当てていきます。薬を塗るなどの必要もありません。痛みも少なく麻酔もいりません。若返り治療、脱毛治療で注目されています。具体的にはしみ・くすみ・赤み・小じわ・毛穴・むだ毛を改善する美肌治療です。